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眼鏡小僧の独り言

パソコン関連や深夜アニメ、イベントで買ってきた同人誌のレビューなどをする情報配信ブログです。 ※閲覧推奨環境 Windows7 64bit Firefox

何故「初音ミク」に魅かれるのか?

§はじめに

 ボーカロイド(VOCALOID)と言う言葉が「ネット上で」市民権を得たのはいつのことだろうか?
 もちろん、現実世界ではまったくといっていいほど浸透してはいない。

 ただ、最近では恋スルVOK@LOIDで一斉を風靡したOSTER氏や、
 メルトでお馴染みのryo(supercell)氏のアルバムがオリコンにランクイン発売決定したこともあり、
 ニコニコ動画と同様にその知名度は上昇しつつあるだろう。

 そんなボーカロイド・・・とりわけ二代目ながらに一世を風靡した「初音ミク」の魅力とは何なのだろうか?


§初音ミクとは何か?

 インターネットでは多量の情報が溢れているため、あえてここで説明する必要はないと思うが、
 初音ミクはボーカロイドです。
 ボーカロイドとは、YAMAHA社が開発したVOCALOIDを搭載したソフトで、歌を演奏することができます。
 つまり『歌う楽器』なのです。正しくは『初音ミクが歌を演奏している』のです。


§ボーカロイドの歴史

 ボーカロイドの販売元「クリプトン社」は、売り上げ不振だったこのソフトを
 ①パッケージをかわいいキャラに
 ②より扱いやすいソフトに
 改良しました。

 その結果、成功を収めたわけです。

 その背景には動画共有サイトの発展、とりわけ「ニコニコ動画」の影響が大きかったのは言うまでもありません。


§ボーカロイド初音ミクの成功要因とは?

 まず「かわいい」とか「萌える」といった話は省略します。これは販売戦略の副産物として生まれたことですし、
 ソフト自体には関係ないからです。・・・・・まぁかわいいのは認めますけど♪
 性格などが設定されていないので、個人の好みに合わせやすいのでしょう。

 初音ミク成功の理由として、まず新しいユーザー(顧客)の開拓があります。
 『「作曲が好き」「作詞が好き」・・・でも歌が下手だから世間に公開できない』そんな人たち全員を顧客として迎えたソフトは世界初であり、
 またライバル会社も存在しないため、代役歌姫の市場を独占しました。

 さて、ソフトがいくら売れても市場(買い手の世界)が盛り上がらなければすぐに衰退してしまいます。
 そのために一役買ったのがニコニコ動画です。このサイトにより、製作者がリアルタイムで感想や励ましを得ることができました。
 また(これは初音に限ったことではないが)世間に『埋もれた才能』を公開する場を与えたのです。


§初音ミクの魅力

 初音ミクの最大の魅力は、何といっても「才能」「感性」「センス」のぶつかり合い・高め合いが常に起こることでしょう。
 作詞だけならプロ並の技術を持つ人が詩を作り、作曲だけならプロ並の技術を・・・が曲を作り、
 そして動画(PV)だけならプロ並の・・・が動画を作り、
 それらがミックスされることでプロをも凌ぐ作品ができあがります。

 しかもそれらを「無償」で視聴者に供給するのです。もはやこれは『愛』と現すべきでしょうか?
 みんな単純に「初音ミクが好き」なんです。そこに理由もなければ利益もありません。
 キリスト教には『無償の愛(アガペー)』という言葉がありますが、これはまさにアガペーそのものですね。

 そんな「純粋にただ好き」な人々が、日々新しい曲やPVを提供するネットワークは、一度その中に組み込まれてしまえば
 楽しいの一言に尽きます。
 
 そしてサークルや同好会のように楽しいがゆえに、金銭的な利益には敏感でした。
 一時期有名になった、楽曲「みっくみくにしてあげる」のJASRAC登録事件です。

 JASRACは音楽の著作者を守る仕事をしています。つまり楽曲や歌詞の無断コピー・投函を削除する仕事です。
 またテレビ番組やCMで曲を使う際の使用料金徴収も一括して行っています。

 「みっくみくにしてあげる」がこれに登録されると、新しいPVを作ったり、アレンジ版を作ったりといった「二次創作」が禁止されます。

 「みっくみく好きだからPV作りました」←JASRAC「消します!」
 「みっくみくをかっこよくアレンジしたよ!自分で弾いてみたよ」←JASRAC「消します!!」
 「動画のBGMにみっくみく使いたいんだけど・・・」←JASRAC「いいよ。金払うならな!!!」

 まぁ一時期はこんな騒動が起こって、動画のコメントが荒れに荒れました・・・

 「純粋に好き。無償の愛でみんなが育てる初音ミク」が根本から否定されたからです。
 今はいろいろ譲歩されて問題は沈静化したようですが、それでも当時の動揺は凄かったです。
 怒った彼らが一番恐れたのは「初音ミクの楽曲全てがどこかの管理下に置かれるのではないか?」ということです。

 つまりは「金」と「権利」を露骨に見せるメディアへの悪進です。

 そんな中で生まれた曲が、今日紹介したかった『Innocence』という曲です。

Innocence(Long version)  作詞・作曲:KazuP  再生数:11万




 バーチャル(仮想)と現実の狭間で 私は生まれ愛されてきた
 今だけお願い 夢をみさせて


 皆に愛され望まれてこの世界に生まれた初音ミク。
 いつかはブームも去って忘れられてしまうかもしれないけれど、今だけでも夢を見させて。


 バーチャル(仮想)と現実の狭間で 私は生まれ愛されてきた
 リアルな世界は 複雑すぎて疲れちゃう

 ただ素敵な歌が聞きたくて みんな私を育ててくれた
 今だけお願い 夢をみさせて


 現実の世界は複雑で疲れちゃう。
 素敵な歌が聞きたい・・・歌いたい・・・ただそれだけなのに、どうして許してくれないの?

 あなたがくれた 素敵な歌を歌っていたい ねぇ いいでしょ・・・?



きれいないい歌・・・なのに何故か泣けてくる儚さ・・・
それはミクの小さな夢のせいなのか?それとも無駄に複雑な世界を知ってしまったからなのか・・・?

3DPVもあります↓


関連記事
朝日新聞社が真面目に伝える初音ミク

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コメント

>メルトでお馴染みのryo(supercell)氏のアルバムがオリコンにランクインしたこともあり

まだ発売されてませんよ

  • 2009/02/21(土) 22:42:49 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

ご指摘ありがとうございます。

大変失礼しました。記事修正しました。
おそらく前に見たオリコンで、ミクのジャケットがあったので勘違いしたのだと思います。

こんなマイナーなブログの記事を読んでコメントを書いてくれるあなたはもしかして・・・?

  • 2009/03/03(火) 22:52:11 |
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  • 管理人 #-
  • [ 編集 ]

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